TokyoYoshiko’s blog

よしこの1ヶ月 信貴山断食日記

断食1日目

人生のいろいろなタイミングが重なって、さらに有給休暇がもうすぐ失効してしまうので、ひと月休みをもらい、前からやってみたかった1ヶ月の断食に行ってみる。場所も前から憧れていた貴い山、信貴山。自身のからだとこころがどう変化するか、体験してみたい。

 

10月26日金曜日 減食1日め 65.8kg

憧れの信貴山へ。紫色の雲がたなびく信ずべき尊い山。信貴山。前から試して見たかった長期断食をはじめる。お酒もたばこも食事もとらない。水と塩分のみ。

からだ中の穴という穴から悪いものが出るとか目やにや鼻くそや舌苔がすごいとか水しか飲んでないのにおしっこが薬臭くて茶色いとか食べてないのに吐き続けるとか頭痛で起き上がれないとか黒い絵の具みたいなうんちがでるとか蝶々が話しかけてくるとかトンボがウインクするとか噂は絶えないが人それぞれらしいので私はどうなるか。楽しみでしかない。からだとこころがどう変化するか、或いは全然変化なし、なのか、どうなるか全く予想がつかない。楽しみ。

目黒の自宅を11時半に出て道場についたのがちょうど16時だったから4時間半もかかった。タクシーに乗ったら「若い女性がよくひとりで向かってますよ」とのこと。建物の正面はブログで見た通り、というか見て知っているけどもやっぱりあやしい。玄関のガラスに金文字で大宇宙教。空気は美味しい。森林の空気。

おじいさんの受付で持病とか動機とかいろいろ記入。30日間を希望していたのに今は25日しかやってない、とのことでとりまそれで申し込む。買い食い防止のため現金を全部預けて部屋へ案内される。部屋は2階の真ん中の部屋。だれも入場していない。ひとり断食。パーソナル断食。山の谷間なので湿気がすごくカビ臭い。四畳半ほどの部屋に文机と布団が一組み。窓の外に椿と栗の木。

荷物をほどく暇もなくお供えくらい少ない正食(マクロビ)の夕食が出され、壁には100回噛むことの効能が貼ってありつられてよく噛んで食べてみる。お風呂に入り荷物をほどき部屋を整える。これからひと月お世話になる部屋だから過ごしやすくしたい。鏡やカレンダーの位置をかえてみたり。文机が風情があって良い。昼は晴れていたが雨の音が聞こえる。

ストレッチポールで体をぐりぐりしていたら道場長が部屋にいらして正食についてや、なぜここへ来たか、の話しなどをする。電話の声はやばいくらい老人かと思ったが、ルックは7-80くらいのしっかりした感じのご婦人。しかし声だけ120歳くらい。ガラガラ過ぎてお話を伺うことを恐縮するレベル。ヨガと玄米を激しく勧めて退室された。夜7時くらいにだんだんお腹がすいてくる。

幸いなことにwifiがあるのでゆっくりネットや映画でも、と思ったが 寒くなって来たので重くて硬い布団に入る。起きているとお腹がすいてしまう。明日は晴れたら隣のお寺行こう。